当院では避妊や去勢以外にも、椎間板ヘルニアや腫瘍、骨折などさまざまな病気や症状に対する手術を行っており、件数は年間1,000(2020年1月~2021年1月)を超えます。例えば椎間板ヘルニアは平均して月に20件のペースで手術しています。日々実地を通して研さんを積んでいるため、自然と対応できる病気も増えています。
当院での手術の多くは抜糸を必要としません。体内組織に害がなく溶け込みやすい素材の糸を使い、また溶け込みやすい方法で縫合しています。抜糸のためにまた来院されるのは飼い主様、ペットに負担をかけますから、なるべく負担の少ない方法で手術をしているのです。
当院では手術時の同意書を用意していません。手術がうまくいかなかった場合に医療者側が同意書を盾にしようとしているのではないかと、飼い主様が警戒したり不安に思ったりしないようにするためです。その分、飼い主様に理解し、納得してもらえるように事前の説明に心を尽くします。専門的な医療用語を使わずに、臓器の模型やイラストなどを活用して、できる限りわかりやすい説明を心がけています。
手術後に継続した治療が必要な場合にも、当院ではいくつかの治療方法を提供しています。例えば何かしらの腫瘍を切除した後に、抗がん剤などの化学療法やスーパーライザーという機器を使用した治療方法が選択肢として挙げられます。 手術をして終わり、ではなくその結果を踏まえての治療にも力を入れています。
ペットの患部に近赤外線を照射する機器で、体の各所の痛みや骨折、関節炎、術後の痛み、神経疾患などに幅広く効果が見込めます。体表面から深くまで近赤外線が届くため、神経に直接作用させられることが特徴です。
千葉の南子安動物病院は軽い病気の治療からCT・MRIによる検査や入院手術まで対応し、ペットホテルやリハビリ設備、トリミングサロンもご用意しております。駐車場を完備しているので遠方からもぜひご来院ください。
【診療時間】9:00〜12:00/16:00〜19:00【休診】土曜・日曜・祝日は18:00まで